パフォーマーの謳歌 Ouka(@performerouka)です。
まさか、まさかこんな日が来るなんて想像していませんでした。
人生は迷路です。
しかし行き着いた先がこんな現実だったなんて。
ゼラチンさん。
僕は全国の小中学生からこう呼ばれるようになりました。
いやなんだよゼラチンって。
そう思いますよね?安心してください、私も思っています。
ここに、何故私がゼラチンさんと呼ばれるようになったのか、その全てを語り記そうと思います。
発端
ことの始まりはTikTokでした。
約1年前から始め、
気がついたらフォロワー数は27万人になり、
CMに採用され企業案件を頂き、
TikTokでは多少の有名人扱いされるようになりました。
もちろん、パフォーマー名の謳歌という名前で活動していたのですが・・・・。
ひとつの動画がきっかけでした。
こちらです。
コップに水(お茶)を入れ、三角形の中に乗せてバランスを取り、
更にそれを紐で吊るして、コップも水も落ちないように振り回す。
バケツに水を入れてグルグル回と遠心力で水が落ちない、のレベル100バージョン
といえばわかりやすいでしょうか。
そんなパフォーマンスを動画に収めて投稿しました。
すると・・・炎上してしまいました。
「こんなの本当にできるはずがない」
「中の水固まってるでしょ」
「フェイクだろ」
「嘘をつくな」
「証拠出せ」
実に2500件ものコメントが寄せられました。
そしてその中でもキャッチーだったのがこのコメント。
はじめて聞いたよ、ゼラチンぶち込みまくるってワード。
ゼラチンぶち込みまくるの時点で人生で1000%聞かないワードだし、
なんならゼラチンだって1年に1回使うかどうかの言葉じゃないですか?
なんですかゼラチンって。
実際問題ゼラチンなんてぶち込みまくっていない僕は泣きました。
加速
このゼラチン疑惑のコメントを元に動画を作ることにしました。
コップも液体も固まっていないことをはっきり示して同じ技を行いました。
「ゼラチンを入れたなどと炎上してしまいましたが、実際そんなことはないですよ」と。
元の動画の前後でカットした部分を入れて長いバージョンの動画を作るだけで、
ゼラチンで固まっていないことは一目瞭然でした。
頂くコメントを元に動画の内容を考えるのは、ゼロから内容を考えるよりもはるかに楽な上、視聴者さんも盛り上がってくれるものです。
さて、ゼラチン疑惑に対して、ゼラチンではないと表明する動画を出した結果。
この構図を私の視聴者のみなさんがたいそう気に入ってしまったのでした。
元々TikTokのコメント欄は大喜利っぽい文化なっていたり、
少々やんちゃなキッズ達がやんちゃなコメントをよくするものなので、
(大人のユーザーも少なくないが、あまり変なコメントをしない)
そういった相性もあってか私の動画のコメントは次第にゼラチン濃度が高くなっていきました。
それ以降、私がどんな動画を出しても
「それにもゼラチン入れたんですか?」
「だめですよ、またゼラチンを動力にしたら」
「あー、それの仕掛けわかりますゼラチンですよね?」
このような阿鼻叫喚・地獄絵図のコメント欄となってしまいました。
あまりの事態に、私は面白がって痛切な思いでアカウント名を
謳歌
から
ゼラチンではない。
に変えました。
結果。
更にゼラチンネタはエスカレートしていきました。
私とは直接無関係な、マジックやパフォーマンスの動画にも私が呼び出されて
「これの仕掛けはやはりゼラチンですか?」
と聞かれ、
あるいはお菓子作りの動画にも呼び出されて
「材料にゼラチン使われてますよ!ゼラチンさんは許可しましたか?」
などと聞かれる始末となりました。
SHI・RA・N・GA・NA
進化と逆転
直近の私の動画では、
https://vt.tiktok.com/rnw4Cw/
私が、ゼラチンのパッケージをちゃんとしたマジックで鮮やかに消滅させて、
「ほら!これでもうゼラチンはなくなった!ゼラチンさんとか呼ばないように!」
と面白がって痛切な気持ちを訴える動画を投稿しました。
果たして視聴者さんは私の痛切な気持ちを理解してくれたのでしょうか?
ゼラチンの消滅した世界、私とゼラチンが無関係であることを理解してくれたのでしょうか?
結果、
ではまた次の記事で。