TrueAct2019終演。お客様の声と僕の本音をブチまける。




パフォーマーの謳歌 Ouka(@performerouka)です

主宰している公演、
TrueAct2019無事に終演しました!

舞台と僕とお客様

この日のために、たくさん動いてきました。
出演者としても、主催者としても。

後輩
謳歌さん主催者っていうけど、具体的には何してたの?

なんてこと聞かれたりもするんですけど、

謳歌
・・・・・・・

全部多分挙げると2000文字くらいになりそうなんでやめておきます。
各ゲストの来日手配からお釣りのお金の用意までやってました。
(もちろん、スタッフさんも超超超働いてくれた!ホントありがとう・・)

もちろん、僕らが苦心したからよかったでしょなんて微塵も思いません。
どれだけ苦心したか時間をかけたかなんて、当日来てくれるお客さんからしたらまっっったく関係ないことです。
だからそのこと自体を誇るつもりはありません。
会場に来てくれたお客様がどれだけよい体験をしてもらえたか。

今回はロビーでのお見送りが出来ず、僕は今もお客さんから直接感想を言ってもらえたことはほぼありません。

でもね、スタッフさんから送ってもらったアンケート一部を見て。

 

 

 

 

 

ああ、やってよかったなあって。
心から思えました。

行政の方にも反響がかなりあったらしく、そちらからも連絡も頂きました。

ご支援頂いたお客様、
ご来場頂いたお客様、
スタッフのみなさん、
出演者のみなさん、
大田区のみなさん、

本当に本当にありがとうございます・・

 

綺麗じゃない話もしよう。

 

さて、スタッフさんに止められるまで綺麗じゃない僕の本心の話もさせてください。
ここから下がいつの間にかなくなったら止められたと思ってください・・・

正直、今回規模が大きくなりすぎました。

 

これまで(番外編は入れなかったら)4回やってきたけど、最大客席数が

第一回・・・200席くらい
第二回・・・300席くらい
第三回・・・400席くらい
今回・・・・1400席くらい

 

 

謳歌
1400??

この規模の会場、使えるのめっちゃ嬉しい反面、
果たして今の自分たちに扱いきれるの・・??とか思ってました、正直。
(今回の会場は行政の方が指定で提供してくださいました)

ここまで大規模になると、もはや自分の制御できる範囲をはるかに超えてました。
外注のスタッフさんが更に外注、それが各部署ごとにあって。
当日は各部署のチーフは把握してるけど、
その下のスタッフさんのアシスタントさんなんかはどなたか分からない状態で舞台回してました。

そうでもしないと回らないのは分かるし、それが正解なのも理解しています。
ただ、僕の心と技能が順応しきれてなかったです。

 

公演期間中、こんな出来事がありました。

謳歌
おーし自分のドアタマ出演も終わった!
少し客席の雰囲気見たいな・・
会場スタッフさん
お客様?
謳歌
え?
会場スタッフさん
チケットはお持ちですか?

 

謳歌
びゃーーーーーーーー

 

いや、大田区文化振興協会様が会場スタッフさんを手配してくださってたので、そりゃそうです。
わかります。わかります。わかるんですけどびゃーって感じでした。

 

そしてもうひとつ、純粋に「公演を良くする」「自分のアクトを良くする」以外の仕事量が爆増しました。

関係者様への対応、取材を希望される各メディアのみなさんへの対応、ご挨拶回り、握手に応接、そういう社長っぽい系。

いや、そゆお仕事も嫌ではないんですよ。
ただ、そゆお仕事があまりにも増えてしまって。

オーガナイザーの仕事、演技者としての仕事、社長っぽい仕事、
(あと通訳とかあげればキリない)
大変だった、とかじゃなくて体制変えないともう無理でした。

16日公演は会場を絶対でないとヤバい完全撤収時間20分前の時点で着替える暇もなく衣装のまま、
社長業っぽいことに時間を割いておりました。

で、ギリギリの時間に会場出たら出口の場所ですぐメディア取材がスタート。

メディアの方
今の心境いかがですか?
謳歌
えっと水飲みたい・・

くらいの勢いでした。

何度も言うけど、決して嫌ではないです。
楽しくお仕事させてもらってます。
ただ、その量が・・・・・

謳歌
元々インキャコミュ障イキリオタクだから、接待とか応接とかそんなにバリバリこなせないんじゃーい。それより俺にアクトを作らせろ!見させろ!配置させろ!良さみアクトに埋もれて死にたい

はい、これから僕はどっちに行くのかわかりません。
克服して外へ外へ行くのか、
あるいはそっちは別の方を立ててお願いするのか。

僕はちょうど今岐路に立っています。

 

TrueActっぽさ

2015年からスタートして、何て言うかTrueActってTrueActっぽさがあったんですよね。
派手で多くの人に無難にウケるものよりも、
特定の環境で鋭い輝きを持つ希少なもの。

2015年初回のTrueActのLostって作品がまさにそうだったなあ・・・


村田奈央さんの“Lost”というアクト。
静止画でも伝わると思うけど、エモofエモ。昔のTrueActはそゆ系の割合がかなり高かった。
ちょっと自分の趣味趣向を出し過ぎてるなって反省して今に至ります。

でももしかしたら、昔の公演はそれはそれで魅力的だったんじゃないか?
むしろ昔の、小さい会場でのエモアクト乱舞が刺さるお客様もいたんじゃないか?

なんてちょっっっとだけ考えます。
終演後ロビーでのお見送りもできたしね。

あの規模の公演やってこんな正直に発言する主宰もあんまいないと思いますw

 

TrueActはどこに行く?

なんかもう良くわかりませんw
よく考えたら一個人が個人的にやってるだけの公演で、
行政から声かけてもらえるのはその時点で異例中の異例だと思います。

よく育った。うん。
というか急成長し過ぎたのかもしれない。
自分の心と技能が追いつかない。
現時点で、次回公演の予定も構想もありません。

まともな集客とか考えた構想じゃなくて、ただの妄想レベルなら、

謳歌
コンテストのみ?
初回みたいな規模感雰囲気の復刻?
すご過ぎるキャストがしょぼすぎるアクトをやる?

とかぼけーーっと考えたりはします。
妄想がカタチになりそうな時には、また応援・支援・ご来場など頂けると嬉しいです。

 

僕や僕の企画のこと、好きな方も、そうでもない方も、嫌う方も、知らない方も、

たくさんの方が時間やお金やエネルギーを割いてくださって、本当に嬉しかったです。

 

またどこかでお会いしましょう。

プロフィール

パフォーマー 謳歌/Ouka

動くだまし絵”と評されたパフォーマー。
最近は「スッキリ」に出演。
YouTube500万、ブログ記事1200RT、出演22ヶ国。
クラウドファンディングで国際エンタメ公演TrueActを主催。

↓twitter
https://twitter.com/performerouka