パフォーマーを辞めるということ。




パフォーマーの謳歌 Ouka(@performerouka)です。

おかげさまで、大学を卒業してからこれまでずっとプロパフォーマー一本でやってきました。


今思うと、バイトやパートをせずにやってこれたのは本当に有難いことでした。
お客さん、仲間、イベント関係の会社のみなさんに感謝申し上げます。
ただ、正直言って厳しくなってしまいました。

大好きな仕事を辞める時

主な理由は、昨今のコロナウイルスの影響です。
人が集まる行為は感染を広げる。
イベントなんて持っての他。
ライブハウスが無観客で配信していても、
「正義」によって通報される。
ロケットの打ち上げ事業も
「漠然とした不安を感じる」
という理由で行政から中止を要請される。

たくさんのお客さんに集まってもらうことが前提の
私の仕事などできる可能性もありません。

そもそも自分たちに案件を振ってくださる会社さんも
お仕事がなくなってしまっているので、
自分たちに仕事があるはずもありません。
パスをもらう相手がボールを持っていないのですから、
パスくださいと言っても意味はありません。

親からは「仕事は減ってないか」という連絡が来ました。
お父さんありがとう、でも減っているのではなく、完全にゼロになったんだ・・・。

そんなわけで、
人前に立つ職業パフォーマーはしばらく辞めることになりました。
やりたくても場がないのでやりようがありません。

今後の見通し

ひと
そうは言っても、ゴールデンウィークが終わったら緊急事態宣言も終わるし、
すぐに復帰できるでしょ!

いえ、どう考えても2週間後に元の社会に戻っているはずがありません。

ワクチンや薬ができて、動物実験や人間での治験をして、生産して流通して・・
そこまで1年半から2年はかかるという見解もあります。

そしてようやくコロナウイルスが収束したとして、果たしてすぐに復帰できるでしょうか?
そもそも、イベント会社さんが長期間無収入のまま以前と変わらず存続できるのでしょうか?

正直、厳しいんじゃないかと思っています。

ワクチンの類が流通し、
コロナウイルスが収束し、
イベント会社さん場が立て直し、
そこから先のショーをブッキングし、
もちろん技術を練習しリハーサルをし、
やっと人前に立てるのです。

もちろん復帰したいですが、
しばらくは…少なくとも1年くらいはコロナ影響下のもとで暮していかないとならないのかなと予想しています。
ちょっと休業とか休職というには随分と長い期間、人前に出る職業パフォーマーは成り立たない。
そういう意味で、ある程度の期間は辞めることになります。

じゃあ何をするの?

何もしないでいようとは思っていません!

主には動画です。
これまで以上に頑張ります!
人前に立つのは無理でも動画でなら問題なくお見せできるので。

1年前からTikTokをはじめ、中堅くらいには行けました。
こちらはずっとこれまで毎日投稿を続けています。

YouTubeは昔から作品置き場にしていたものとは別のチャンネルを立ち上げ、
トンデモ種明かしというジャンルを作って運用しています。

動画以外では、オンラインショップを作ろうかな…とうっすら考えています。

みなさんにリアルでお会いできる機会は当分ないかもしれませんが、
それまでは違った形で活動します。
そして、医療的にも、社会的にも、お客さんも、イベント会社さん、自分自身も復興した際には、
是非また生のショーを体験してほしいです。

ここに早く戻りたい。

引き続き、応援頂けたらとても嬉しいです。

プロフィール

パフォーマー 謳歌/Ouka

動くだまし絵”と評されたパフォーマー。
最近は「スッキリ」に出演。
YouTube500万、ブログ記事1200RT、出演22ヶ国。
クラウドファンディングで国際エンタメ公演TrueActを主催。

↓twitter
https://twitter.com/performerouka