プロパフォーマーの考え方。弟子との会話公開。




こんにちは!Ouka/謳歌です。

突然なんですが、弟子が出来ました!

いやあ僕のような人に弟子が出来るとは。
ありがたやありがたや。

弟子はふたりいて、今は学生でこれからプロパフォーマーになりたいということで、頑張っているところです。
技術的なこと(ジャグリング)もありますが、メインは
スキルを仕事にするには?
ということについてお話させてもらってます。

ちょっと前に弟子と会話をしたのですが、こんな感じでした。
以下あくまでプロパフォーマーとそれを目指す者という立場から。

前提知識として、先にこの過去記事に目を通してもらえるといいかも!

【ガチ解説】たったひとつの得意をあらゆる仕事に変える方法。


Ouka
出演料をもらってイベント出演とか、ストリートパフォーマンスとか自主公演とか色々あるけど、まずはどこからやっていきたいのかな?
弟子
えっと、出演料をもらってお呼ばれされたいです
Ouka
うんうん!日本だと演目単体じゃなくて、20分前後のショーじゃないとなかなか呼ばれにくいし、まずはそれを作ろう。
ショーのトリネタ(一番最後に行う演目)は何にする?
弟子
ボールジャグリングのルーティンですかね・・
Ouka
うん、その理由は?
弟子
理由・・・うーんと、元々大学でやってた時は○○をやっていて、でも何年の何の大会で何のボールの演技を見て、けっこう自由に動けるんだなって思って、それでそれを…
Ouka
まてまてまてーい。それは出演料をもらうショー構成の理由にはならないよ
Ouka
だってさ、もしピアニストさんにピアノ演奏を依頼する時のことを考えてみてほしい

 

 


・お客さんと一番一体感を作れて、重厚感もありながら終わるポイントもわかりやすいので、この曲を演奏の最後にしています!


・私元々ショパンが好きだったんですよ。大学でもショパンをよく練習していて。でも2009年島根であったコンクールを見に行って。そしたらベートーベンもすごくいいなーって思えて。だからこの曲を最後にしています!

 

 

Ouka
どーよ・・・
弟子
たしかに・・

相手が依頼してくださってるので、
そこは相手のことを考えて構成作ったり考えたりしたいところですよねー。

一番得意なことを一番最後にやらなきゃダメだ
っていう方もいらっしゃって、気持ちはわかるんですけど、
僕個人としては、ご依頼頂くショーではそこはあんまり関係ないと思っちゃいます。
ただもちろん、大会とか自主公演とかはまた別になってきます。

スキル自体で考えずに、「何が目的なのか?」
で考えてあげるといいかもしれません。

初心者向けレッスンで超絶技巧やってもしかたないし、
記録に挑戦って番組出るのにわかりやすさを求めても目的とは合わないからね。

この辺また別記事で書きます(多分)

じゃあまた!

プロフィール

パフォーマー 謳歌/Ouka

動くだまし絵”と評されたパフォーマー。
最近は「スッキリ」に出演。
YouTube500万、ブログ記事1200RT、出演22ヶ国。
クラウドファンディングで国際エンタメ公演TrueActを主催。

↓twitter
https://twitter.com/performerouka