こんにちはー!謳歌 Oukaです。
先日の記事はラスベガスで詐欺被害に合ったお話でした。
今日はロシアで軟禁状態になった話です。
ロシアから脱出できなくなった
フランスから日本に帰る旅程だったある日のこと。
乗り継ぎで、ロシアのモスクワ空港を利用しました。
フランス→ロシア→日本
というフライト。
乗り継ぎって何時間も待つケースもあって、今回もそれでした。
ずーっと待っていたのですが、いつまでたってもゲートが開かず、
おかしいと思って職員さんに聞いたのですが、確認した時には手遅れ。
そもそも間違ったゲートで待っていたため、自分が乗るはずのフライトは
すでにゲートが閉じてしまっているとのこと。
自分で確認し直さなかったのが悪いのでそこは仕方ありません。
問題はここからです。
パスポート見せてね。
・・・・やっぱり、ロシア入国のビザないね、乗り継ぎで空港使ってるだけだから。
ゲートの外行くなら入国ビザが必要だよ。
幸い、Wifiはあるのでネットで電話番号を調べて、
ロシアにある日本大使館に電話しました。
そう、僕の利用したアエロXXXXは何というか、
元々のロシア軍が航空会社になったらしく、
・パイロットが元軍人
・機体が超古い
・サービスが旧ソ連
・最近ではテロリストに撃ち落とされる
などなどおそロシア要素たっぷり。
っていうか撃ち落とされるってシャレになってなさ過ぎるんですけど・・・
お客さんもみんな着陸後に「無事着陸できたね!良かったー!」的な拍手をするんですけど、
そのたびに「いや飛行機が着陸出来るのはフツーだからね・・!?」って気持ちになります。
その拍手は逆に怖いわ。
申し訳ないですが今いる場所からネットでフライトチケットを予約してみてください。
というアドバイスを受け、ようやくネットでフライトを買うも、
今日のフライトはもうしなし。
料金は約8万円。
しかたなく次の日のチケットをカードで購入して
まだ購入したってデータは届いてないね。
だからチケット発券できないね今は。
クレジットカードの送金処理ができてないのかな・・
まあどのみち、フライトは次の日なのでゲート内野宿決行。(野じゃないけど)
ゲートの外には出られないので、
リアルにこの辺で寝ました。
さすがモスクワ、激寒で死にそうになりました。
(外はマイナス20~20度)
何回売店のボルシチ飲んだかわかりません。
なんとかゲート内で夜を明かし、半分死にかけのなか、
チケットを買った旨を伝えました。
発券してほしいんですけど・
僕は不安になり、数時間おきにチケット発券してっていい続けました。
毎回「まだ」って言われ続けました。
10時間経っても「まだ」って言われ続けました。
これでもしこのフライトも逃したらヤバすぎる。
なのに全然ちゃんとした対応してくれません。調べてくれてる気配もないし・・
リアルに困って日本の友人(ロシアに昔住んでた)にSNSで聞いてみました。
「一回日本語でいいからマジギレしてください。
そうじゃないと彼らは全く動かないんで」
なるほど。
というわけで、これまで英語で話してたんですが、
ロシアのおじさんに日本語でマジギレしてみました。
マジギレって言語の壁超えます。
とりあえず本気で焦って困って怒ってるってことは通じますから、ある意味最強の言語かもしれません。
そして最終的にはチケットが発券されたはされたんですが、
チケットが手元に発券されたのが
搭乗時間の20分前
なんとか帰国は出来ましたけど、辛かった…
みなさんもゲートの再確認にはお気をつけください・・・
追記 twitterで調べたらこんなツイートが。
モスクワ経由キエフ行きという便に乗ったとき、シェメレチェボでの乗り換え搭乗口がチケットには3番、電光掲示板には7番とあり、インフォメーションに聞いたら8番と言われた。実際は11番から飛んだ。「なんだこの頭のおかしい飛行機!」と他の日本人がブチギレていた#恐るべしアエロフロート
— 瀬川深@すばる2月号「主なき楽土」 (@segawashin) 2016年5月20日
自分だけじゃなかった!!