パフォーマーの謳歌 Ouka(@performerouka)です。
さて今日は自分のアクト(作品)を紹介させてください。
YouTubeでほぼフルを公開しています。
自分の魂を込めて作り、ステージに立ち、実演したものです。
アクトの作った目的は、自分自身が作りたいものを作り納得することでした。
ウケるためでもない、仕事のためでもない。
お金のためでも、
名誉のためでも、
評価のためでもない。
ただただ、自分の作りたいものを作っただけ。
自分の理想とするものを具現化しただけ。
(実際にはまだまだ改善点はありますけどね!)
仮にウケなくても、youtubeで視聴されなくても、仕事にならなくても、
目的ではないからいいんです。
気持ち的には
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2019/12/F0469D46-AD31-4866-8251-36CDF15F400E-300x225.png)
こんな感じです。
(ちなみにぷよぷよのPVです。かっちょええ・・・)
目的別に作る
作るものにはそれぞれの目的があるのです。
・自分自身を納得させるために。
・お子さんに笑ってもらうために。
・お客さんに熱狂してもらうために。
・依頼主さんが満足してもらうために。
・競技審査の場で評価してもらうために。
さきほど紹介したものは、自分の納得のため。
そして他の目的も、誰に対してどうするのか、その目的は様々です。
例えば、自分が以前にJNDC日本大会に出たときは、
ただただ優勝を目指していました。
技の難易度は下げて、超速でこなしていく。
さながらゲームのリアルタイムアタックのように、とにかくスピードを重視したものでした。
ずっと速度を変えず、突き抜けるように低難易度の技をありったけつめこみ、客席は最後の1秒しか見ない。
正直言って誰が見ても面白いとは言えないものでした。
自分自身でも、パフォーマンスとして見たら全くつまらないものだと思っていました。
でもいいんです。
その時その場所での目的は、採点競技での優勝だったから。
面白さはまた別の話です。
また、その後非公式の日本大会で別の部門にも挑戦しました。
そちらは、パフォーマンス性やエクストリームさが主に求めれる新設された部門で、
自分の思い描く通りに、「この見せ方を貫きたい!」という演技を作りました。
採点とか評価は考えませんでした。それは目的ではなかったので。
具体的にはピッタリ音に合わせて動く「音ハメ」という手法全開。
ピアノの音に合わせて動き出したり静止したり、客席を向いたり。
狙っていたわけではないですが、結果的には、そちらも優勝することができました。
運営をやっていた友人から、こう言われました。
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2017/12/9710D690-24BF-4ADC-B2D3-8545F1E4DF33.jpeg)
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2017/12/C7CF9554-0126-4F57-B614-C0846BEF5BEC.jpeg)
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2017/12/C7CF9554-0126-4F57-B614-C0846BEF5BEC.jpeg)
目的の究極の形
そんな感じでどれも自分の目的のために作ったものは等しく良きものだと思います。
そして目的の究極的な形って自分のためだと思います。
1位を獲る目的って、それが達成されなかったら目的クエストには失敗しちゃう。
実際、目的が達成されず終了しちゃったものも、自分はそれなりにありました。
何事もそんなに上手くいくわけじゃないですからね・・・。
でも。
自分のためなら、頑張れば必ず報われると思います。
一般的には、自己中とか、自己満とか言われることも多い
「自分のため」
だけど、
個人的にはそんなに悪いものではないと思っています。
そして逆説的ですけれど…自分のために作ったものが、かえって評判になるってこともあるようです。
オンラインを含めたら、何万人もの方に見てもらえて、たくさんの嬉しい声を頂きました。
自分が最も尊敬するパフォーマーのひとりから、とても高く評価してもらえました。
やっぱりそういう声は嬉しいし、何より熱量が違うように感じています。
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2018/02/08C6DB0F-BCD5-4B31-883B-7A507197A875.jpeg)
じゃなくて、
![](http://performerouka.com/blog/wp-content/uploads/2018/02/08C6DB0F-BCD5-4B31-883B-7A507197A875.jpeg)
のように。
いや実際こういう風に言って頂けるのがとってもありがたい。。。
例えその数が多くても少なくても、自分と何かを共有できた感覚があるのです。
自分の価値観全開で作ったから、結果的に近い価値観の方にはしっかりと深く深く刺さったのかもしれません。
案外、自分のためにというやつは悪くないもののようですよ。
ではまた次の記事で!
どっちが自分で好きなの?どっちが自分の演技なの?