【万物に】ぷよぷよから学んだ、衝撃上達法【応用可】




パフォーマーの謳歌 Ouka(@performerouka)です。

最近殴られるほどの衝撃があったので紹介させてください。
それはぷよぷよの上達法です。

後輩
は?ぷよぷよ興味ないわ。
なんだし、ばよえ〜んって。
イミフ。
謳歌
安心してね、ぷよぷよの上達法なんだけど、
あらゆるものに当てはまるよ
後輩
本当に?真GTRか後折GTRどっちを組むか迷う時のぷよの置き方に以外にも応用できるってこと?
謳歌
っていうかあんたぷよらーだろ。

上級者のぷよぷよ上達法

超上級者、世界最強クラスのプロプレイヤーの発言から。

要するに

・今自分がやっている出来る範囲内だけやってても実力は伸びない

・変えること変わることも大事

・変えると実力が(一時的に)弱くなる、だから結局同じことばかり続けてしまう人も多い

ということのようです。
間違ってたらすいません。致命的に間違ってることはないとは思うけど

これって万物に当てはまりそうじゃないでしょうか。

自分も先日、One Hour Senseというテレビ番組に出演させて頂いた際に、
「パフォーマーがe-sportsから学んだこと」
として似たような話をさせて頂きました。

謳歌
強くなろうと思ったら、上達しようと思ったら、一旦弱くなる覚悟で自分ができてないことにチャレンジしていかないといけないと改めて思い知らされました

上級者の人がみんな似たような言っているので真理なのでしょう。
だかしかし、話はここで終わりません。

衝撃のぷよぷよの上達法

いや本当に驚いたんです。
しよたさんという上級プレイヤーさんの、上達法動画を見ていて。

10分くらいの動画です、その話は5分くらいから。是非再生してください。
しよたさんご本人の口からの方がより正確だと思います。

一応こちらでも要約すると

・上達のため、敗因(反省点)をたくさん洗い出したい。
・通常は、1試合中に1回しか負けることができない。勝ったら0回の敗北、負けたら1回の敗北。
・もしも1試合中に何回も敗北を得られたら…(!?!?)
・具体的には、実際に負けた敗北だけではなく、「この時スキがあったから、相手が鋭い動きをしたらきっと負けていただろうな」のように自分で仮想する相手・仮想する攻撃によって仮想する敗北を見出す
1試合で2回以上の敗因を見つけることができる。必ず記憶する。
・実際と仮想から負けまくれば、そしてその理由を見出せたら、倍の速度でどんどん強くなる

というもの。
そして本人の意識から、そういう表現になったと思うのですが、こういう言い方をしていたんです。

「そこで負けることができれば…」

え、こんな言い方、できます?こんな意識持てます?
本当に負けを貪欲を摂取して、敗因を見つけて改善する、その意識発想が本当に強くないと言えないと思うんですよね。

おそらく台本を作ってお話しされてるわけではなさそうなので
こういう言い方にして伝えようとかではなく、本当に素でそう捉えているんだろうなあと感じられて。

上級プレイヤーなのに、負けることをこんなにも肯定してる。
いや、負けることを肯定しているからこそ、上級プレイヤーなのかもしれません。

「勝ったら勝ったでいいし、負けてもまあ別にどっちでもいいやーw」
ではないんですよね。

まだまだ認められていない対戦ゲームの文化ですが、
こういう意識を持って取り組んでいる人がいることは誇って良いことだと思います。

謳歌
そうか。俺は負けるのが嫌だからC級止まりなのかな・・
後輩
いや、相手の画面を見て把握する「凝視」と
大連鎖を打った後再び大連鎖を作る「セカンド」
ができてないからだよ
謳歌
だからあんた本当はぷよらーやろ

勝つことは負けること、負けることは勝つこと

ガチゲーマーは勝利に貪欲かと思ったら敗北に貪欲でした。
敗北に貪欲だからこそ、勝利につながる。
逆に言えば何の反省点改善点も見出せない勝利は強くなれない説まである。

ここまで明確に言語化していなかったものの、
自分の職業でも同じでした。

例えば、お客さんがあまりにもいいお客さんで、何をやっても最高に盛り上がる・・
理想的ではありますが、実はそこから得られる改善点って少ないんです。
(改善点伸びしろという点で話していることに留意してください)

逆に、厳しい状況から空気感を作って最終的に盛り上がってよい空気で締めくくる・・・
あるいは、完全敗北。もう全然ショーが成り立たない。昔はよくありました。笑
こういう場合の得られる経験値は半端ないです。

ただ正直、敗北を仮想してまで改善点を見つけ出すって意識を常にもってはいませんでした。
無意識に「あそこでああなってたら危なかったかもな〜」くらいに軽く思うことはあっても。

意識の差でいうと、ぷよぷよ上級プレイヤーのしよたさんの方がプロフェッショナルなのかもしれません。

これから自分も、仮想敗北から改善点を見つける記憶するって意識を持って、
ぷよぷよもパフォーマーもやっていこうと思います。

過去の勝利によって今があるのではなく、
過去の敗北によって今がある。

ショーの世界のレジェンド、クリスクレモ氏も

基本的には失敗する可能性のあるものもショーに入れている
それによって成長するからだ

という話をされていました。
(テレビの生放送など例外もあるとのこと)

ショーのお仕事も、ぷよぷよも、きっとあなたが熱中しているものも、
同じだとしたら。

この上達法、この意識は本当に価値があるのかなと思います。

最後に、もういちどしよたさんの動画を貼っておきます。

ではまた次の記事で!

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プロフィール

パフォーマー 謳歌/Ouka

動くだまし絵”と評されたパフォーマー。
最近は「スッキリ」に出演。
YouTube500万、ブログ記事1200RT、出演22ヶ国。
クラウドファンディングで国際エンタメ公演TrueActを主催。

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